子猫を育てるときの注意

子猫を育てるときの注意点

 

子猫とは、産まれてから約1年までの猫のことを指します。特に生後6か月までの猫は体の発達も著しく、この時期に生きていく上で大切なことを母猫や兄弟猫から学びます。基本的には全て母猫に任せておけば良いのですが、室内で飼う場合は人間側が注意しなければいけないことがあります。また、子猫を拾ったとき、母猫が育児放棄をした時には人間が手助けをしなければなりません。時期に合わせた適切な対応をしてあげましょう。それでは、どんなことに注意して育てればよいのでしょうか。以下にまとめてみました。

 

 

《生後〜4週間までは要注意》

 

@目や耳は未発達のため、嗅覚だけがたより
この時期はまだ目が開いておらず、何も見えない時期です。耳も完全に聞こえるわけではないので、嗅覚だけで母親を探します。そのため、母猫より遠ざかってしまうと自力で戻るのが難しくなってしまいます。1匹だけはぐれていないかよく様子を見てあげましょう。1匹の場合はなるべく近くにいてあげると安心すると思います。

 

A体温調節が出来ないので注意
毛もまだ生えそろっておらず、寒さに弱い子猫。この時期は母猫や兄弟で団子になってお互いに暖をとりあいます。ここで寒いまま放っておくと低体温で命を落とす可能性があるので、温かい毛布を用意してあげましょう。特に捨て猫などで1匹の場合は要注意です。夏は暑くなりすぎないように、室内は適温にしてあげましょう。

 

Bミルクはこまめに
母猫がしっかりと授乳している場合は問題がないのですが、なんらかの理由でそれが行われない場合はこまめにミルクをあげることが重要になります。子猫は体が小さいので1度にたくさん飲むことができません。しかし成長に必要な栄養素が足らないと栄養失調などで体調を崩してしまう恐れがあるのでこまめにミルクを与えることが大切です。約2時間おきに与えましょう。

 

C排泄を促してあげる
まだ自力で排泄をすることができません。食後など、定期的に肛門を刺激してうんちやおしっこを出させてあげましょう。

 

この時期はとにかく、自力で出来ることが少ないため付きっきりで世話が出来るような環境にしておきましょう。この時期の子猫はちょっとの体調不良ですぐに命を落としてしまいます。これから成長するのにとても大切な時期なので一層の注意が必要です。

 

 

《4週間以降は耳が聞こえ、目がみえるようになる》

 

@子猫の行動範囲が広がる
この時期になると目や耳が発達し、色々なことに興味を示すようになります。よちよち歩きで母親から離れた場所に移動することが多くなるので、危険が増えます。予め危ない場所や危ないものは片付けるなどの対策をしておきましょう。特に狭い場所に入ってしまうと取り出すことが困難になる場合があるので注意が必要です。

 

Aトイレの場所を覚えさせる
だんだんと自力で排泄ができるようになります。いろんな場所で粗相をしないように、トイレの場所を覚えさせましょう。自分のおしっこのにおいがついたものをトイレに置き、覚えさせるのがよいです。

 

B爪がだんだん鋭くなってくる時期
自分で爪の出し入れが可能になってくる時期です。そのため、家具に傷がついたり、引っかかれて怪我をする可能性も出てきます。この時期から爪切りを慣らしておいて、大きくなっても切れるようにしておきましょう。

 

 

《5〜6週間はごはんの切り替えを》

 

@ミルクから離乳食へ
これからドライフードを食べるためには、少しずつ固形物に慣れさせていくことが必要です。まだ歯がしっかり生えていないのでいきなり固いものを与えるのはよくありません。また、消化不良で下痢やおう吐をする可能性があるので少しずつ注意しながらごはんを変えていきましょう。

 

Aとにかくやんちゃになる
この時期はとにかくいろんなものに興味を示し、たくさん遊びます。怪我をしないように高い場所にはクッションを置くなど、対策をしましょう。誤飲にも注意が必要です。

 

 

《7週間以降は大人の準備を》

 

@ごはんをドライフードに切り替えよう
初めはお湯でふやかしたものを与えながら、様子をみてカリカリのドライフードに切り替えましょう。仔猫用のキャットフードが販売されているので栄養面を考えてそれを与えるのがよいと思います。

 

A噛み癖をやめさせよう
大人になってからの矯正は難しいので、この時期から噛み癖を無くしましょう。加減を知らないと大けがに繋がってしまいます。

 

B動物病院で健康診断をしよう
体に問題がないか調べてみましょう。8週目以降であればワクチンも接種できるので一度は健診を訪れるべきです。